CDを訪ねて〜(私のCD発掘記)

    KSLのCDはジーベックから発売されている現行盤とごく一部のCD文庫を除くと、全て廃盤・絶版となってしまい、入手難となっています。私自身も廃盤判明後に探索を開始した側なので、CD探しについてはかなり苦労しました。ここでは、その経験をふまえてフォルテ時代の盤についての発見記とこれからのCD入手手段について少し書いておこうと思います。もし街中でCDを発見したら、ここで期間限定の上、情報を流すかも知れません。

    下からお目当ての項目を選択してください。

    1. レーベル・プレスCD(Album)
    2. レーベル・プレスCD(Single)
    3. CD文庫
    4. CD探索メモ



    レーベル・プレスCD(Album)
  • KYOKO Sound Laboratory 〜グリーンな風の中で〜
    ファーストアルバムだけに、なんとしても手に入れたい!と思い続けて3年。発見は実にあっけなくかつとんでもないタイミングでした。学校帰り・バイト帰りの経路にお茶の水・神保町・秋葉原という大集積地があったので毎日毎日心当たりの店を回っていました。そんなある日、友人と入った店であの神々しく目立つフォルテのロゴを発見。「グリーンな風の中で」(\381)「Maria」(\286)「See You Again」(\667)と3枚同時に出ていました。むろん、全部を即買いしたのは言うまでもありません。それも新品同様の美品。帯もライナーも綺麗でした。しかし、何より感激したのはまるで新譜のようにまとまった数のフォルテレーベルが並んでいたことです(苦笑)。

  • 月の石がみている夢
    浮世はクリスマスイブ、当時そんな言葉に縁の無かった私は一人せっせとアルバイトでした。そんな折り、またしても秋葉原の某店で頭上にきらめく黄色い背表紙を発見しました。中古店で捕まえたのはこれが初めてだったので、まるでオオクワガタを捕まえたときのような感激で慌ててレジに持っていったものです(笑)。その後、程なくしてもう1枚発見したというオチもありました。

  • Maria
    これに関しては貰い物です。まだ、昔々の話ですが、これまた有名な(某筋ではきわめて有名な…)BABさんが掲示板を使って「Maria」の無料進呈をしたことがありました。そのとき、一番で書き込みを入れた私が受け取ることができました。その後、私のダブっていた「思い出を花束にかえて」がBABさんに渡ったという後日談もありますが…。
    あとは余談的に「グリーンな風の中で」と共に見つけた1枚がありますね〜。

  • See You Again
    まだ中古CD探索を初めて最初の頃、地元の中古店で所在を掴もうと回った最初の店にいきなりありました(笑)。ほぼ未使用新品同様…まるでどこかの倉庫から直接流れたような感じでした(何!?)。その後、自分の最寄駅前にあるもう一つの至近店にも発見。ちょっと驚きました。しかし、あっけなく見つかったのは後にも先にもこれだけです。それ以外は…お読みの通りで結構苦労しました。




    レーベル・プレスCD(Single)
  • See You Again
    これはKSL復活ライブ初日にジーベックの蔵出し分が少し売られまして…それで購入しました。

  • ASKA
    これは新品で購入していたのですが、もう1枚、悲惨な遭遇例がありました。いつものように大学の授業をサボって(笑)神保町へ繰り出していたのですが、中古CDを処分品セールしていた店がありました。「一応覗いてみよう」と思った眼前にちょっと変色した痛々しい「ASKA」がありました。「\20」と言う悲劇的なプライスタグを付けられて…。これは私が引き取りました。




    CD文庫
  • 火の鳥 黎明編
  • 火の鳥 未来編
    シングル「ガイアの詩」には今のジーベック音楽出版の前身、ジーベックアーティストの電話番号が記されていました。そこへ掛けてCDの在庫を尋ね、そのときに確実に手に入る盤として教えていただき、数分後、脱兎のごとく神保町へと駆けていった私の姿があったそうです(笑)。しかし、最初に買った「黎明編」のCDがプレス不良だったようで、再生が思うようにいかなかったので、秋田書店の営業部に直接交換して貰いました。何せ通っていた大学が近くにあったので書店経由or郵送で交換するより話が早かったのです(苦笑)。




    CD探索メモ

    基本的に中古CDショップを回るのが常道になります。出現時期としては引っ越し等が多くなる春先や夏休み後などにチョコチョコと出回るケースも見られます。しかし、愛着のある品になればなるほど見つかりづらいものです。地方へ旅行に行ったときなどは駅前に古本屋が見えたら迷わず覗いてみましょう。KSLは勿論、時々とんでもない掘り出し物があります。基本的に中古CDは余程の不人気盤でない限り一期一会です。秋葉原や神保町、早稲田・新宿界隈などの大集積地ではヘタしたら数十分のスパンでライバルに攫われるものです。大集積地はそれなりに品物も流れてきますが、それに比例して狙う人も多くなります。見つけたら他店で見かけて多少高くても買ってしまいましょう。値段の付け方はピンキリですが一般的には\1200〜1500(新品定価の半額)位がノーマルラインです。邦楽は店側でも売れ行きを見るのにこのくらいで付けるケースが多いみたいですね。

    最近はネットオークションでも入手できるようになりました(私は未経験ですが)。しかし、出品の性格上「部屋の整理」等で出す以外は概して相場を踏んで出しています。コアなファンが集まるアーティストほどとんでもない価格からスタートするケースが見られますね。安く出ていても入札がヒートアップして、落札値が「シングルで2000円台」という事態になりかねません。出品価格と最近の落札値を良く読んで参加しましょう。個人的には新品定価より下で落札できれば妥当線と思っています。確かに、勤め人であれば何十店もかけずり回る時間と労力を考えるとカネで手を打った方が早いかも知れませんが…。


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