おそらく初の試みではなかろうかという母娘共演、お母様は勿論かの安倍圭子さん。KSL側から入ったファンにはピンと来ないかも、ですがマリンバの世界では知らん人が居ない勢いの有名人(NHK「きょうの料理」OPのマリンバ演奏した人というビックリネタも)だそうで。かくいうワタシも、KYOKOさんのライブにコッソリ顔を出されていた時、何度かお話しさせて戴いたことがあります。 安倍圭子さんがライブハウスで演じるということ自体が超絶レアな事態らしく、開場してみたら満員。但し場内の99%が安倍圭子さんサイドという、ファン層的にはKSLがきわめてアウェーな場内となりました。 開始冒頭は2人による協奏のインプロビゼーション、KYOKOさんのライブ仕様マリンバは持ち運びの関係で少々音階が狭めなこともあり、2人並ぶとなかなかキツキツです。MCについては、お母様の人生経験の長さというか一日の長というか、普通に面白いんですね。ネタ的には「志村、うしろー!」みたいなクライシスだらけではあるのですが…。 国外でご難というテンプレート通りのエピソードのお母様に対し、国内でご難だらけという対照的な構図も地味に笑いドコロ。そういえば、お母様のマリンバレッスンには、かの欽ちゃんも来ていたことがあったという話…へぇぇ、みたいな。 一応、ブッキング的にはKYOKOさんの仕切りということで、オリジナル曲はKYOKOさんメインで進行。ガイアの詩をフルコーラス、というのは久々の贅沢かも知れません。そういえば、アメージンググレイスとアヴェ・マリアで、ご本人曰く「課題」とかつて仰っていた片手3本マレット(都合6本)での弾き語り、できてましたネ。 ライブ活動は不安定というか不規則というか、なかなか動きを掴むのが難しいところですが、今後既発曲でまだ演奏していないモノを掘り起こして演奏してくれるそうです。 開演・19:30 -------------------------- ・母娘協奏のマリンバインプロビゼーション ・アメージングレイズ ・アヴェ・マリア ・Take me away ・All my song is All my life ・祭りの太鼓 ・ガイアの詩 ・夢のつづき ・クジラに寄せる詩 ・勇気一つを友にして ・ロンドンデリーの歌 -------------------------- 終演・20:45 メンバー ・木村恭子(Vo.,Pf.,Marimba.),安倍圭子(Marimba.)
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