「 木村恭子 KYOKO Sound Laboratory 弾き語り 」
    (2008-12-18 於・三 鷹 武蔵野芸能劇場)

    年末も近づいた頃のウィークデー公演。今回は、いわゆる「ライブスタイル」として、電子ピアノとハードディスクレコーダーを動員した、ある意味正当派の KYOKO Sound Laboratory が実現しました。一発目のTRUEは、1998年9月公演で「KYOKOさんが30人重なってる」という的確すぎるレポートが出てきた回のバージョンから始まりました。曲本体が終わった後、サビのアップ版を繰り返すアレです。覚えている人が何人いるやら…。そのほか、クリスマスにちなんだ曲としてアルバム「Maria」から2曲がピックアップされました。

    そのほか新規打ち込み曲などもあり、必ずしも再利用というわけではないのが偉くて凄いところ。各曲ごとに、その頃の思い出とともにどんな背景で曲を作ったか、と紹介を付ける辺りはラジオのノリを意識したMCだったと思います。そういえば、今回は給水レスのノンストップでしたね。毎回確実に公演パフォーマンスが戻ってきているように感じています。因みに、活動が見えなかった頃、いろいろな職種の仕事をされていた由、こんどはそちらも笑えるネタがあれば是非ご披露の程。

    一方で待たれる新譜ですが、やはり、というか順当というか、来年4月頃に発売の目処が倒れ込んでいます(苦笑)。いや、そのくらいのアクシデントがないとKSLの盤は逆に安心できません(殴)。

    来年1月の公演では、予告として「TENMA」が入るなど、時節も含めた演目となるようです。あ、因みに「○○ク○○○○○○イ」も、一応今後の宿題で検討して戴けております。さて、ファンが流す涙は歓喜か滂沱か…。



    開演・20:00
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    ・TRUE(1998年公演Version)
    ・WALKING IN THE BLUE SKY
    ・風の中のマリオネット
    ・ELECTRIC LOVE
    ・空へつづくレール
    ・ペールホワイトの街並
    ・Leave me alone
    ・Sympathyの法則
    ・Silent Night(UP Version)
    ・X'mas Tree(UP Version)
    ・無題 -鳳凰の彫像-
    ・ねこの子守唄
    ・月の石がみている夢
    ・ジャスミンの眠る黄河の泡
    EC
    ・ひと粒の砂
    ・Maria
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    終演・21:30

    メンバー
    ・木村 恭子(Vo.,Pf.)

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