「 木村恭子 KYOKO Sound Laboratory ライブ 」
    (2011-01-09 於・武蔵境 武蔵野スイングホール)

     新年1発目の公演は、勝手知ったるスイングホール。例によって例のごとく寝正月だったそうですが、色々構想は温めている模様。

     今回は毎度の定番曲に加え、演奏回数の少なかった曲なども織り交ぜての26曲…元々、予定では30曲位だったみたいですが、MCで時間を食いまくるいつものオチで。後半はピアノ弾幕と言わんばかりのピッチアップでの演奏でしたが、これが実はカッコイイ、勿論、ご本人の手には相当の負担がかかっているはずなのですが、あまり意に介さずといったところ。14〜17曲目辺りなどは事前の紹介に無い状態で弾き出す、いわゆるトランス状態でズバズバ繰り出されたもの。コードがかち合った曲をリレーするが如き弾き方で、ちょっと鬼気迫るあのKYOKOさんが垣間見えた次第。

     マリンバの弾き語りについては、久々に「白い道」などが披露され、既存曲は弾き語りに合わせるため「処理落ち?」とも言われる独特の節回しに再編されてたり。喉の仕上がりは、前半Kyrie辺りでちょっと高音部を避けちゃったり、後半で調子が上がったかな〜という位。

     MCは最近の体調ネタ(別名:不健康自慢)、名前の変遷、最近の旅行先なんか…で、毎度のごとくオチ無しだから聞き手を選ぶというか解る人にしか解らないという流れもこれまた予定調和的にいつものこと。次回は5月頃を見込んでいるとのことで、さて、会場が変わるかどうか…。



    開演・19:34
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    ・Sanctus
    ・月の石がみている夢
    ・ひと粒の砂
    ・Diamondの日々
    ・星たちに願いを
    ・ペンタグラムの星
    ・ガイアの詩
    ・Be Alive
    ・Kyrie
    ・True
    ・Take me away
    ・やさしい風たちの中で
    ・Walking in the blue sky
    ・メリーゴーランド
    ・ひとり
    ・壊れた星のかけらに一人
    ・空へ続くレール
    ・Someday
    ・See You Again
    ・TOMODACHI
    ・アラベスク模様の運命
    ・人魚の夢
    ・夢のつづき
    ・ひと粒の砂
    ・Sanctus
    ・白い道
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    終演・21:42

    メンバー
    ・木村 恭子(Vo.,Pf.,Marimba.)

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