年末も近づいた頃のウィークデー公演。今回は、いわゆる「ライブスタイル」として、電子ピアノとハードディスクレコーダーを動員した、ある意味正当派の KYOKO Sound Laboratory が実現しました。一発目のTRUEは、1998年9月公演で「KYOKOさんが30人重なってる」という的確すぎるレポートが出てきた回のバージョンから始まりました。曲本体が終わった後、サビのアップ版を繰り返すアレです。覚えている人が何人いるやら…。そのほか、クリスマスにちなんだ曲としてアルバム「Maria」から2曲がピックアップされました。
そのほか新規打ち込み曲などもあり、必ずしも再利用というわけではないのが偉くて凄いところ。各曲ごとに、その頃の思い出とともにどんな背景で曲を作ったか、と紹介を付ける辺りはラジオのノリを意識したMCだったと思います。そういえば、今回は給水レスのノンストップでしたね。毎回確実に公演パフォーマンスが戻ってきているように感じています。因みに、活動が見えなかった頃、いろいろな職種の仕事をされていた由、こんどはそちらも笑えるネタがあれば是非ご披露の程。
一方で待たれる新譜ですが、やはり、というか順当というか、来年4月頃に発売の目処が倒れ込んでいます(苦笑)。いや、そのくらいのアクシデントがないとKSLの盤は逆に安心できません(殴)。
来年1月の公演では、予告として「TENMA」が入るなど、時節も含めた演目となるようです。あ、因みに「○○ク○○○○○○イ」も、一応今後の宿題で検討して戴けております。さて、ファンが流す涙は歓喜か滂沱か…。
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