2月以来のライブとなったのは、三鷹駅直近の芸能劇場。外見は高座宜しくテケテンなのですが、中は真面目な劇場。それでも、ホール前列は座布団敷きとか面白すぎです。今回は電子ピアノによる弾き語りで、予告段階24曲とてんこ盛り、社長すらセットリストを把握していない状態で一体何をやるやら…と不安顔がチラリホラリ。
曲の折々でMCが入るのですが…また引っ越したんかいね…とか、体調大分戻ったのね…とか、安心して良いのか余計ハラハラなのかよく判らないカオスゾーンなのはいつものことです。ただ、将来的には吟遊仙人化しそうで、うっかりライブ聴きに行くのにクマと格闘したり酷道ツアーを強いられるとかありそうな悪寒全開です。ただ、オールアコースティックでKYOKOさんの楽曲を隅々まで堪能したい、と言うのも確かにあるわけで、本当にやってくれるならどこまでも行きますゼ。
今回の選曲は、様々なアルバムより、これまたアップテンポから鬱曲までバッチリ持ってきています。今の状況で発声もかなり安定してきたと思いますが、目下の悩みは練習場所がなかなか取れないのだとか。それでも、「月の石がみている夢」「空へ向かうレール」ら辺は、こう「立ち向かってくるKYOKO」を久々に感じられました。そうそう、これなんですよ。高音域も少し戻られてるのでは無いかな、と今後がとても楽しみではあります。
そして、今回の大泣かせ曲は「グリーンな風の中で」でしょうね。2001年7月公演以来の演目でもありますし、情感たっぷりで演奏していただきました。あとは「Be Alive」も久々ですね、個人的には「TENMA」をリクエストしたいところであります。因みに、終演後、ご本人に「無題〜鳳凰の彫像」「PHOENIX」辺りを直接リクエストしていたり…。
KYOKOさん、最近はマリンバの弾き語りが主だったのですが、キーボードというか鍵盤捌きは凄いものでして、今回、それを久々に堪能することができました。ええ、鬼気迫る表情付きで(殴)。
で、次以降の公演については次の通り
・10月12日の次は、来年1月25日(予定)。なお、来年分については、追って事務所からのオフィシャル連絡を待たれたし。
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