「 木村恭子 KYOKO Sound Laboratory 弾き語り 」
    (2008-09-22 於・三 鷹 武蔵野芸能劇場)

     2月以来のライブとなったのは、三鷹駅直近の芸能劇場。外見は高座宜しくテケテンなのですが、中は真面目な劇場。それでも、ホール前列は座布団敷きとか面白すぎです。今回は電子ピアノによる弾き語りで、予告段階24曲とてんこ盛り、社長すらセットリストを把握していない状態で一体何をやるやら…と不安顔がチラリホラリ。

     曲の折々でMCが入るのですが…また引っ越したんかいね…とか、体調大分戻ったのね…とか、安心して良いのか余計ハラハラなのかよく判らないカオスゾーンなのはいつものことです。ただ、将来的には吟遊仙人化しそうで、うっかりライブ聴きに行くのにクマと格闘したり酷道ツアーを強いられるとかありそうな悪寒全開です。ただ、オールアコースティックでKYOKOさんの楽曲を隅々まで堪能したい、と言うのも確かにあるわけで、本当にやってくれるならどこまでも行きますゼ。

     今回の選曲は、様々なアルバムより、これまたアップテンポから鬱曲までバッチリ持ってきています。今の状況で発声もかなり安定してきたと思いますが、目下の悩みは練習場所がなかなか取れないのだとか。それでも、「月の石がみている夢」「空へ向かうレール」ら辺は、こう「立ち向かってくるKYOKO」を久々に感じられました。そうそう、これなんですよ。高音域も少し戻られてるのでは無いかな、と今後がとても楽しみではあります。

     そして、今回の大泣かせ曲は「グリーンな風の中で」でしょうね。2001年7月公演以来の演目でもありますし、情感たっぷりで演奏していただきました。あとは「Be Alive」も久々ですね、個人的には「TENMA」をリクエストしたいところであります。因みに、終演後、ご本人に「無題〜鳳凰の彫像」「PHOENIX」辺りを直接リクエストしていたり…。

     KYOKOさん、最近はマリンバの弾き語りが主だったのですが、キーボードというか鍵盤捌きは凄いものでして、今回、それを久々に堪能することができました。ええ、鬼気迫る表情付きで(殴)。

     で、次以降の公演については次の通り

     ・10月12日の次は、来年1月25日(予定)。なお、来年分については、追って事務所からのオフィシャル連絡を待たれたし。



    開演・20:00
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    ・霧のむこうへ
    ・旅愁
    ・ひと粒の砂
    ・Be Alive
    ・グリーンな風の中で
    ・生きてゆこう
    ・Lonely
    ・Someday
    ・Take me away
    ・Maria
    ・雨に打たれてもLove&Peace
    ・月の石がみている夢
    ・空へ向かうレール
    ・ペンタグラムの星
    ・Stay in my mind
    ・Your way
    (※)前略 Dear
    (※)Prelude
    ・Sanctus
    ・メリーゴーランド
    ・星たちに願いを
    ・夢のつづき
    EC
    ・Maria
    --------------------------
    終演・21:20

    メンバー
    ・木村 恭子(Vo.,Pf.)

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