Discography

    月の石がみている夢


    発売元 (株)フォルテミュージックエンタテイメント
    販売元 日本コロムビア(株)
    価 格 2800円
    発 売 1994年4月21日
    型 番 FMCY-7038
    演奏時間 44分34秒
    販売状況 廃盤


    <解説>
    KSLアルバム第2作目。総じて「一人で聴くと危険」な深入り曲のオンパレード。前作とは打って代わって原色が基調になったジャケットが象徴的。そういう意味ではすご〜くアンヴィエントなのかもしれない。

    曲 名曲データインプレッション・雑感
    未来へのノスタルジア
    作詩:KYOKO 
    作曲:KYOKO
    編曲:風戸慎介
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    黙って名曲。もとはピーコシリーズに組み込まれていたもの。この曲でドツボに入ったファン多し。
    霧の向こうへ
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:鶴来正基
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    CD版とライブバージョンでは歌詞が異なっている。これもKYOKO節の1つといえばそうか…。裏表・白黒と歌詞展開がなかなか忙しい。
    INSIDE OUT
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:中原信男
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    KSL代表曲その2。アルバムのCMにて、林を背景にした草原ど真ん中でこの曲をKYOKOさんがキーボード弾いてるイメージは有名。これもCD版とライブバージョンの歌詞が異なる1曲。強烈なベースがキャッチーですね。
    ひと粒の砂
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:野口義修
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    すご〜く叙情的。しっとりと聞かせてくれます。シングル版にはこれの「亜熱帯バージョン」も収録されている。
    メリーゴーランド
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:鶴来正基
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    上野洋子さんがアコーディオンをやっていたりする豪華な1曲。1999年1月4日のライブではドンピシャで再演。いずれのファンの目から滂沱の涙。しかし、私自身はあまり印象の無い曲(←なんて奴だ、俺)。
    風の中のマリオネット
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:鶴来正基
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    サビのテンポが惹きます。聴くべし。
    月の石がみている夢
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:中原信男
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    アルバムタイトルになっている通りで、メイン曲。裏メロ・コーラスがものすごくハッキリしている。実はものすごく悲しい歌かもしれない。
    GLORIA
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:中原信男
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    KYOKO節認定。ストーリーのデッカイ王道RPGにでもファンタジー小説にでも突っ込んでください(笑)。ハマったら戻れないでしょうから。そういう意味で「まぜるな危険」。
    ねこの子守唄
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:鶴来正基
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    「甘〜いお酒は危ない」例えの好例。時間軸と空間軸がここまでゆがんだ曲も珍しい。何気ないイントロでその毒気に気づかない恐れ大。
    ひとり
    作詩:KYOKO
    作曲:KYOKO
    編曲:鶴来正基
    歌 :KYOKO Sound Laboratory
    雨降る中、都会を抜ける夜行列車のイメージ、というかドツボ。メランコリックでアンニュイな人には勧め「ません」。ハマりすぎて危険。

    <入手情報>
    <入手難易度=★★★☆☆>
    秋葉原や新宿といった中古CD大集積地から地方の中古ショップまで、まんべんなく「時折」見かけます(笑)。Yahoo!オークションでもしばしば姿を見せていますね。KSL初期のCDはフォルテのレーベルマークがとてもキャッチーなので、パッと見てあるか無いかを判断できるため、効率はいいと思います。

    ●ディスコグラフィートップに戻る●